SSブログ

FDの軽量化? [整備]

BHのフロントディレーラーは直付けです。
RFX8はバンド式だったので流用できません。
 

新調するに当たり、レバーがSRAMのFORCEなので同等かそれ以上のREDにしようと思っていました。しかし調べるとよい評判が見当たりません。もともとデータは少ないのですが。
それならばと、デュラエースFD-7900にしました。

RIMG4728_R.JPG
FDには(RDもそうですが)HiとLoの調整ボルトがあります。一度決めてしまえばほとんど触ることのないボルトなのですが、フィリップビス(十字穴)を使っています。普段携行している工具はアーレンキーだけなのでこのままでは回せません。しかし出先でもいじれるのがベストだと思っています。














RIMG4734_R.JPG
六角穴付きボルトに変更しました。これで携行工具で調整できるようになりました。

















付いていた調整ボルトを外してビックリしたのですが、なんとアルミ製のボルトでした。こんなところまで(失礼!)こだわっていたのか。
これに置き換えようとしているボルトはステンレス製です。まったく同じ形状ならば単純に3倍重くなります(誤差の範囲ですが)。せっかく軽く仕上がったのに…。
ということでやめようかとも考えたのですが、出先で調整するにはドライバーを一本余分に持っていなければなりません。だとすれば重いボルトに替えた方が軽量化になるのでは…(誤差の範囲ですが)。

ボルトはM4で長さ13.5mmでした。使用するボルトはM4×15のキャップボルトですが、少々加工します。
頭の径を7mmからアルミボルトと同じ5.3mmまで削ります。さらに高さを0.7mmほど低くしました。ねじ長を13.5mmにして、先を丸く仕上げました。
RIMG4727_R.JPG
右が元のアルミボルト。
左が使用したSUSキャップボルト。
中が加工したボルト。











アルミのボルトは2本で0.9gでした。
M4×15のボルトは4.2gありましたが削ったことによって2.8gになりました。いずれも2本です。
+1.9gの重量増ですが(誤差の範囲だっちゅうの)、トータルで考えるとほぼドライバー1本分の軽量化に成功しました!
(計量は勤め先にあった昔ながらの上皿天秤で行いました)



ところで自転車の世界では「アーレンキー」と呼ぶのがごく普通のようです。
私はロードに乗はまるまではアーレンキーという呼び方を知りませんでした。L(型)レンチ、六角(棒)レンチ、ヘックスレンチなどと呼んでいました。
仕事柄キャップボルトもそれを回す工具もごく身近なものですが、多分自転車をやらない同僚たちもアーレンキーという呼び方はほとんど知らないと思います。
ちなみにJISでは「六角棒スパナ(Hexagon Socket Screw Keys)」となっていました。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

夏至灼熱の川越 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。